山に入る時は煙草を持ってゆけ

近年、忌み嫌われる事が多い喫煙だが、山で生きてきた昔の年寄りから「山にはいるときは吸わなくても煙草を持って行くものだ」と言われた事がある。
この場合の山に入ると言うのは登山とかレジャー性のあるものではなく、狩猟や山仕事、山菜、きのこ採りなのだが、何故なのか理由がわからなかった。

山で迷った時、煙草を吸う人であれば当然ライターかマッチを持っているので焚き火で暖をとりながらビバークがしやすいのかとは思うのだが

更に「山に入る時は酒、煙草、刃物を持って行け」と言う人もいるそうだ。

酒は山の神に、煙草は物の怪を遠ざける(蛇を寄せ付けないという人もいる)、刃物は自分を守るためなのだそうだ。

実際に酒は自分が飲むのだろう。
煙草は物の怪というより獣を遠ざけるのだろう。山の中で煙草の煙の臭いは遠くからでも分かるので自分の存在をアピールすることになる。熊の他に昔はオオカミも居たであろうから、そういう動物を寄せ付けないということだったのだろう。ビバークの際に焚火も必要だったので火を付ける道具として煙草道具も重宝したと思う。
刃物は戦うためと言うのには少々疑問を感じる。刃物程度で熊に敵うのか?。薪を作るとか食べ物を調理する際に必要なのではあるまいか。いや昔の人は大型の刃物で熊やオオカミと戦ったのかもしれない。私だったら・・・?突然襲われた時、刃物を持っていたら敵わぬまでも、戦うでしょうね。(参考のWebページ>>こちら>>を見てなるほどと思った。)

私も山に入る時は写真の煙草とライター、大型のナイフを持って行くことにしている。
遠野の山には物の怪が棲んでいるかもしれないから。

山の中だからといっても煙草はくれぐれもマナーは守りましょう。吸い殻のポイ捨てや山火事を起こさぬようくれぐれも注意が必要です。

いつの間にか貯まったアウトドア用のライター
山に持って行くには信頼できるライターが良い。
構造が単純なオイルライター(ZIPPO)等が良いようで、ターボライターも風に強いので使うが焚火の際の着火には向かないようだ。
ZIPPOは短時間であれば暗闇の中で明かりにもなる。アウトドアでは最強のライターではないのかと思う?

ちなみに、左の画像のライターでで自分で買ったのは一つだけである。


山で焚火をする場合は、くれぐれも山火事を出さないように細心の注意が必要で、焚火の後始末も忘れないようにしなければならない。
大きな焚火はしない事、小さな焚火で効率よく薪を燃やすことである。

山に持って行くナイフ
薪割したり鉈として使うのであまり切れ味は良くない、と言うか切れ味は悪くなるようにしている。(切れ味が良いと刃こぼれしやすくなる。)
なお、私の手入れも悪い。焚火の中の熾火もこのナイフを突っ込んでかき回したりしている。扱い方がなお悪い。
本当は本物の鉈の方が使い勝手は良いのだろうが、このナイフの方がずっと軽く山の中を持ち歩くには良いのだ。

このようなナイフは、山で使うから良いのであって、こんな物騒な物を街中で持ち歩いたり、車に入れたままだったりしたら一発で銃刀法違反になる。

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